◇2005.9.29◇

9月29日

大阪府警本部の駐車取締りの方から電話が入った。

先日、サイドカー付オートバイが歩道にいつも止めてあり、その横から自転車が来て危うくぶつかりそうになった。その時にやはり危ないからと、警察に通報したことがあった。
しかし、警察官は歩道上のオートバイを取り締まる法律がないと、警告書だけを発行した。

私はどう考えてもおかしいと思ったので、府警本部に問い合わせをしていた。
たまたま、そこは広い歩道だったので通ることは出来るが、常にそこに止めているのも可笑しいし、それを取り締まれないと言うのも可笑しな事だ。
歩道が駐車場になっている。
もし取り締まれないのであれば、歩道上にオートバイがずらりと行列して、人が通れないような状態になったら考えてくれるのか?車いす使用者が通れるか否かでは、放置するしかないのだろうか?

電話の相手は、穏やかだった。
大阪障害者団体連合会の公聴会にも行って車いす使用者が本当に困っていることをご存知だった。私はどこの障害者団体にも入っていない。自分の意見が正しいと思ったら、誰にも左右されずに発信したいからだ。そのうちに同じ意見を持っている方々と合流できると思っているからだ。

電話の相手に「最近はおまわりさんがいなくなって警察官ばかりが増えましたね。」と言う。
もっと親近感の有るおまわりさんがいて良いと思っている。
あまりにも事務的になりすぎて、事件事故が起こって初めてパトカーで走ってくる。

私たち車いす使用者は、歩道が通れない場合に車道を通るしかないのだが、いったん車道に出ると次に歩道に上がれるようなところまではずっと車道を通らなければならないことを、どれだけ理解してくれているだろう。健常であれば段差など関係なく歩道に上がれるだろうが、車いすはそうは行かないことを理解していてくれないと、どうして警察に電話を入れるのかを理解できないと思う。
ただの意地悪にしか見えないのだろう。
だから当日の警察官の「そんな意地悪をしていると皆に嫌われるよ」と言う言葉になるのだろう。歩道を自分の駐車場のようにしているサイドカー付のオートバイの所有者が正しいようなことになるのだろう。

以前から警察もこのオートバイのことを認識していたが、何の措置も取っていなかった。 歩道に止めているサイドカー付のオートバイの所有者と警察に通報した私と一体どちらが正しいのだろうか?

免許書は走る凶器に乗っていると言う責任感が無い限り乗ってほしくないと思います。
私はその走る凶器に乗っていて赤信号で停車している時に事故に遭い、20年以上も経って車いすを使うようになったのです。
免許を手にしている以上、もっとその免許書の責任と言う部分を手にしたと考えて頂きたいと思います。
免許書を持つ=責任を持つ。と言うことを自覚して欲しいと思います。

私達は自己責任で障害を持ったわけでは有りません。
車を持ち免許書を持つと言うことは、自己責任が発生していることに気がついてほしいのです。
自由を手にしていると言うことは、責任を手にしていることです。

「プチハウスなな」  栂 紀久代
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